2006年10月20日

Nの話23

青山でNと豚料理の店に入った。

ある会社に一緒に訪問する直前で、時間はあまりなかったが、
訪問後の予定が詰まっていたので、急いで昼食をとることにしたのだ。

私はカツカレーを注文した。Nは生姜焼き定食だ。

予想に反して生姜焼きが早くきた。私はイライラしながら待った。

その間、Nは食べながら話しかけきた。

「ねー、ヨドさ、ヨドって上着いつもきてるよね。」

確かに上着は着ていた。Nは脱いで、椅子に掛けている。

だから何だと答えると、「常に着てるのか?」と聞いてきたので、「暑ければ脱ぐ」と答えた。

しかし、彼は食い下がった。

「いや、でも現に今着てるジャン、飯食ってるのに」

「俺は暑ければ脱ぐと言ったよね。今は暑くないし、飯はまだ来ていない。」


諦めたようで、彼が生姜焼きを食べることに集中しはじめたころ、ようやく、カツカレーがきた。

上着を脱がずにそのまま食べた。

かなり油が多いが、気持ち悪くなるほどではない。むしろ油の量のわりにはサッパリしていると
いってもいいくらいかもしれない。
味わいながら食べていると、食事が一段落ついたのかNがまたいった。

「いやー、それにしてもさ、ここは脱ぐだろってタイミングでもいつも着てるよ」

そのタイミングについて興味がないこともなかったが、なげやりに「きっと暑くなかったんだろ」と答えた。

すると
「いや、そんなことないね。飲みに行っても、クラブみたいなとこにいってもいっつも着てるよ。
俺が思い出す限りいつも着ているよ。絶対暑いはずなのにいつも着ているよ」

「・・・」

「本当に上着大好きだよね」




「もう、うるせーよ!(゚Д゚#)ゴルァ!!



、早く食えよ」






Nは笑いながら言った。
「ごめん、上着の話はもういいね。もうしないよ。決して、ネバー




彼の目的が見えない。。。

  
Posted by yody8830 at 08:45Comments(2)TrackBack(0)この記事をクリップ!

2006年09月24日

Nの話1

こんばんは、ヨドシンイチです。

昨日、甲板でのたうちまわるサメの夢を見ました。



さて、今回はNの話です。


取引先のN副社長と一緒に別の会社に商談にいくとき、Nも僕もネクタイをしていなかった。

Nは言った。

「このまま、ノーネクでいくの?」

「もちろん。まずい?」と僕は答えた。

「いや、別にかわまわないと思うけど、あー、そうだヨドさ、お前にもコレあげようかな」
と言って、携帯用のネクタイケースを鞄から出してみせてくれた。
よく社員にプレゼントしているそうだ。

「ほら、ノーネクでいても急にネクタイしないといけないときあるじゃん」

「いや、ない。」

「まじで?あるでしょ、商談の直前までネクタイしたくないとか、急にネクタイしてないと
まずい相手にあうとか」

「いや、ない。ネクタイをしてないとまずそうなときは事前にわかるから。」

「じゃあ、ネクタイすなければならない日は、ずーっと朝から、ノーネクじゃなくて、ネクタイを
しているの?それがスゴイ暑い日でも、あー、今日はネクタイしたくないけど、しなきゃいけない日
だから、直前まではずしておこうとか、午後はリラックスして仕事したいから、ネクタイはずそうとか
ないの?」

「・・・」

「ねー、ないの、そーゆーことないの?」




つーか、ノーネクじゃなくて、ノータイだからヽ(`Д´)ノ




「えー、ソコ?ソコなの?、まじで、ノータイ?
俺ずーーーっと会社でノーネクって言ってたけど、もしかしてみんな俺の部下だから、黙ってたってこと?」


「....きっとそう。」
  
Posted by yody8830 at 22:38Comments(1)TrackBack(0)この記事をクリップ!