即座に「お、ホーランドロップ!(←うさぎです)」と答えた僕はYちゃんの関心をかったようで、
小動物の話に花が咲いた。
昔、暇すぎてカフェに一日中いたとき、ある雑誌で初めてホーランドロップを知ったこと。
とても欲しかったけれど、友達が嫌がらせでくれたハムスターがいたのであきらめたこと。
そのハムスターに「むーはー」という名前をつけてかわいがっていたら、いつの間にか
僕の後ろをついて歩くようになったこと。
僅か1年半で死んだ「むーはー」を悲しみ、大至急、また同じスノーホワイトを買ってきて
「むーはー」と名付けたこと。
僕は、小動物を愛する心優しい男という情報とともに彼女の友達リストに載った。
Yちゃんが急に外国に旅行に行くことになったとき困ったのが、
愛するホーランドロップ「ロッタ姫」の処遇だ。
彼女の友達検索に僕がヒットし、ホーランドロップに並々ならぬ関心を持っていた僕は、
申し出を快諾した。
こうして外国旅行の間、ロッタ姫の世話をすることになった。
ロッタ姫との生活は満足のいくものだった。
姫は人見知りというわけではないが、あまりこちらに関心を示さない。
かといって、完全に無関心でもない姫たる態度で、僕に接していた。
ただ何日かたつにつれ、徐々にではあるけれど、わかりあえてきた感じが確実にあった。
Yちゃんが迎えに来て、姫との生活が終わった次の日の朝、
そこに姫がいるのが当たり前のようになっていた自分に気づいた。
矢も盾もたまらず、車に乗り込んだ僕は、うさぎショップに向かった。
そしてジュリオがいる( ´∀`)
