本格的なトレーニングに入って4回目
トレーナーに言われた。
「お、アゴのあたりが心なしかシャープになってますネ!」
最近は体重を計っていなかったが、もしかして、減っているのかもしれない。
トレーナーの言葉に勇気付けられたか、俄然、トレーニングに力が入る。
前回を20〜50%上回る結果を次々と出し、トレーナーを驚かせた。
前回、三味線弾いてたってわけではない。
トレーナーの話では、トレーニングによって、筋力がアップするのと
同時に神経系もトレーニング向けに調整される。
トレーニング初期に伸びしろが大きいのは、主に筋力というより、
神経系で、火事場の馬鹿力ほどではないが、通常は使えない領域まで
利用可能になるのだという。
加えて、メンタルブロック(精神的に限界を判断し、肉体にブロックをかける)
がかかりにくい自分追い込み系の性格であることも利いているようだった。
上半身系のトレーニングが終わったあとは、スクワットだ。
腰を痛めやすいから危険なトレーニングではあるが、回を重ねるうちに
徐々に追い込むようになってきた。
限界付近の足が震えている様子は、まるで生まれたての小鹿のようだ。
スクワットで使う下半身の筋肉は非常に大きいため、セットが終わったあとは、
呼吸は乱れ、下半身に大量に移動した血液のせいで、頭がボーっとする。
高校時代に毎日の水泳の厳しいトレーニングに嫌気がさしていた記憶が
よみがえるような苦しさだ。
しかし、徐々にそれが快感になってきているような気がする。
その後、体重計に乗って、変わっていない数字を見て迷い始めた。
一体、オレは何になろうとしていたんだっけ?
本日の仕事
順風満帆
本日の夜
和食の後、ソウルバー
