2005年07月26日

独立II3

会社を辞める決心はついたのには、もう一つのビジネスアイデアの存在もあった。
ケータイでのゴルフのスコア管理システムで、これは、1打毎にケータイを
使って記録し、集計結果やコンペなんかだとドラコン情報、途中経過の順位
なんかを共有するシステムだ。
普通のゴルフをゲームにしたのがみんごるなら、みんごるをリアルにやる
ということをテーマにしていた。
CTOと二人でアイデアを煮詰めつつ、別の仕事もしながら、基盤を作ろうと、
彼と僕の家の中間にあるデニーズで、毎日にように会社帰ったあと集合して、
話し合っていた。

上司に会社を辞めますよという話をしたのが9月に入ってからだったと思う。
その後、そこはかとない男気と儲け話に食いつきそうな感じを併せ持ち
且つ僕が信頼している人を厳選して、今後、僕は一体ナニをするのかの
説明会を行った。

僕の説明がよかったのか、酒のせいか、結果、理解が得られたようで、
みんなで40万づつ出そうということになり、全部で200万円の資金調達に成功した..
かに思われた。
数日後、振り込みの連絡が入ったので、確認をしたろころ、残高は、50万円しか
増えていない。

40万円は、一番年上のA上司だった。10万円は先輩の名前だ。

先輩に電話をした。
「先輩、10万入ってました。有り難うございました。しかし、なんで10万ですか?」
「あん?いくらだっけ?」
「いや、一人40万円って話が...」
「他の人は?」
「えーと、Aさんが40万円で、他の人はまだです。」
「あー、めんどくせー、確認してやるよ」
ハァーヨカッタと思ったのもつかの間

「あのね、他の人は、やっぱやめたって、オレももうめんどいから、
 このままでいいねっ!」


「え、ちょ..オイッ!

切れていた。

結局、僕は200万の資金調達に失敗した。


しかし、それでも本当はうれしかった。
ともかく、50万の資金調達には成功したし、金額よりも信頼してもらった
という気持ちが強かった。
これから、独立してやっていく身で、身内でないところからの資金調達の
成功は、大きな励みと自信になったのである。


Posted by yody8830 at 21:55 │Comments(1)TrackBack(0)この記事をクリップ! 会社  | 社史?

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この記事へのコメント
私が人材を送り込んできたU社誕生の軌跡・・・
この連載、おもしろいです。
これから社会に出て行く若者に宣伝します。
Posted by yuca at 2005年07月27日 23:50